病気になって支払えなくなった住宅ローンが自己破産で全額免除
70代男性 無職 借入理由: 住宅ローン 手続き : 破産・同時廃止 |
ご相談前 | ご依頼後 | |
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借⾦総額 | 約1260万円 | 0円 |
毎月の返済額 | 約15万円 | 0円 |
[事例 69]
背景
Aさんは3社で住宅ローンを組み、住宅を購入しました。購入当時、Aさんは安定した収入を得ていたため、返済は問題ありませんでしたが、その後、脳梗塞になってしまい、後遺症のため仕事を続けることが困難になりました。
Aさんは、やむなく仕事を辞めることにし、支給された退職金で生活費と住宅ローン返済費用を賄っていましたが、やがて退職金も底を尽いてしまい、仕方なく自宅を手放すことにしました。Aさんは、自宅を任意売却しましたが、1000万円以上の住宅ローンが残ってしまいました。、収入は月額15万円ほどの年金のみだったため、住宅ローン残金の完済目途が立たず困り果ててしまい、当事務所へご相談にいらっしゃいました。
弁護士対応 - 免責不許可事由や目立った資産がない点を主張して、同時廃止で申立て
Aさんの借金理由は、売却後の住宅ローンのみでした。また、特に目立った財産も無かったため、同時廃止にて受任しました。その後、裁判所に破産申立を行い、同時廃止手続で受理されました。
結果 - 裁判所へ1度も出廷することなく、無事に借金全額が免除された
Aさんの借金は無事に全額免除されました。裁判所とは書面のやり取りのみで終了したため、Aさんが裁判所へ出廷することはなく、破産手続は終了となりました。
Aさんのように、住宅ローンを組んで不動産を購入したところ、その不動産が売却されてしまい、しかも売却益で住宅ローンが完済しきれない・・・というケースは少なくありません。また、住宅ローンは一度に借りる金額がとても多く、それが完済できないとなると選択できる手続は自己破産しか残されていない場合が大半です。
泉総合法律事務所には、多額の住宅ローンが残ってしまった方が自己破産で借金問題を解決させた事例が多くあります。住宅ローンの残債務でお悩みの方は、是非とも泉総合法律事務所にご相談ください。