借金返済 [公開日]2018年6月14日[更新日]2023年2月14日

PayPayカードの借金を滞納!返せない場合の対応策

PayPayカードの借金を滞納!返せない場合の対応策

クレジットカードは大変便利なものであり、多くの人が日常的に使っています。
しかし、支払明細を確認するまで、その月にいくらクレジットカードを使ったかを正確に把握していないという人も多いのではないでしょうか?

この記事では、数あるクレジットカードのなかから「PayPayカード(旧ワイジェイカード)」をピックアップし、PayPayカードの特長やPayPayカードを使って返済が滞ってしまった場合の対策などを紹介していきます。

PayPayカードを使っている人、PayPayカードの支払いを滞納している人は、ぜひお読みください。

1.PayPayカード(ワイジェイカード)とは?

PayPayカードは、以前は「Yahoo!JAPANカード」という商品名称で、ネット上では「YJカード」「ヤフーカード」「ワイジェイカード」など、様々な表記や呼ばれ方をされていました。
2022年4月1日(金)より商品名称が「PayPayカード」に変更され、カード発行元も「ワイジェイカード株式会社」から「PayPayカード株式会社」に社名変更されました。

ワイジェイカード時代から引き続き、Yahoo!ショッピングでカードを使うとポイントが倍になったり、ヤフオクで買ったものが購入または商品到着から90日以内に破損・盗難・火災など偶然の事故で損害を受けたら補償を受けられたりするなど、Yahoo!で買い物をする人やヤクオフの利用が多い人にとっては特に便利なカードです。

さらに、PayPayという名前の通り、利用をするとPayPayポイントが貯まり、PayPayポイントの還元率が高い・PayPayへの直接チャージができるなど、PayPayで買い物をする機会が多い人にもお得なカードとなっています。

PayPayカードの審査内容は「18歳以上(高校生不可)で安定した継続収入がある方」です。
申し込んでみなければ結果は分かりませんが、過去にPayPayカードを滞納していたり、信用情報機関に金融事故の情報が載ったりしておらず、なおかつ定収入がある人にとっては、PayPayカードの審査は比較的甘いと感じるかもしれません。

2.PayPayカードの借金を滞納した場合

PayPayカードを使うと、翌月の27日に引き落としされます。
(なお、PayPayカードは引き落とし日の翌日から延滞金がかかるようです。)

もし残高不足で引き落としされなかった場合、カードの利用は停止されます。また、再引き落としは行われません
指定の自動音声サービスに電話をして、振込み金額と振込み先を案内してもらい、口座振込をする形になります。

しかし、そもそも支払うだけの現金がなく、滞納を繰り返してしまう場合もあります。

滞納が続くと督促が厳しくなります。郵便による督促だけでなく、PayPayカード株式会社から電話がかかってくるでしょう。

滞納が3ヶ月程になると、強制解約となる可能性があります。また、この辺りから一括払いを求める催告が来ます。

その後も支払いをしないで放置していると、裁判所に訴訟を申し立てられるなどして、財産の差し押さえなどの処分を受ける可能性があります。

[参考記事]

クレジットカードの滞納で裁判に!?クレカが払えない場合の対処法

3.PayPayカード滞納への対応策

では、PayPayカードの滞納により差し押さえなどの強制執行に陥らないためには、どうすれば良いのでしょうか?

(1) 支払日について相談する

まずは、PayPayカード株式会社に連絡をして、支払いが遅れてしまう旨を連絡しましょう。
できれば滞納する前に連絡をしたいところですが、滞納をしている最中であってもできるだけ早く連絡をして、「いつ支払いできるのか」を明言することが大切です。

この時に決めた支払日にしっかりと支払えば、それ以上の督促を受けることはありません。

また、滞納金額が多い場合、分割払いの交渉をしてみるのも良いでしょう。完済をするという意思を見せれば、担当の方も分割払いを受け入れてくれる可能性があります。

(2) 債務整理をする

継続的に支払えない状態が続いており、支払日の猶予をもらったり分割払いにしてもらったりしても完済が厳しい場合は、債務整理を検討するのも一策です。

債務整理は、借金を減額・免除する手続きです。主に任意整理・個人再生・自己破産の3つの種類があり、いずれの方法でもPayPayカードなどのクレジットカードの滞納を解決することができます。

任意整理

カード会社と交渉をして借金額を減額してもらう手続きです。

多くの場合、将来発生する利息をカットしてもらって、借金の残額を最大60回程度の分割払いで返済していきます。

個人再生

裁判所を通じて、借金を5分の1〜10分の1程度に減額してもらい、残った借金を3~5年程度かけて分割で支払っていく方法が個人再生です(どれくらい減額してもらえるかは、借金の総額や保有している資産の額等によって変わってきます)。

多額の借金が一気に圧縮されるので、支払いが非常に楽になります。

また、自己破産すると持ち家などを手放さなければいけないことがありますが、個人再生だと持ち家を手元に残せる可能性があります。

借金額は多いけれど自己破産はしたくない、というようなケースにはうってつけの方法と言えます。

自己破産

自己破産とは、裁判所に申し出て借金をゼロにする手続きです。多額の負債を抱えており、どうやっても借金を返済できそうにない場合に行います。

自己破産が認められれば文字通り借金がゼロになるので、借金生活から完全に解放されます。

しかし、手持ちの高価な財産は処分され、債権者に配当されてしまいます(生活必需品や最低限の財産は手元に残すことができます)。

4.PayPayカードを滞納したら弁護士へ相談を

もしPayPayカード(旧ワイジェイカード)の借金で生活が苦しくなった場合、任意整理・自己破産・個人再生などの手段で借金額を減らすことができます。
それぞれの手続きについては、是非、泉総合法律事務所の弁護士に相談してください。

債務整理案件の解決実績が豊富な泉総合法律事務所の弁護士にご相談・ご依頼いただければ、あなたにぴったりの債務整理方法についてアドバイスをいたします。
また、弁護士は手続きの全てを代行可能です。

弁護士に依頼後は、カード会社からの督促が弁護士に届くようになるので、静かで安心した生活を送ることができます。

借金は放置すると利息の支払いや遅延損害金などが嵩んでいくので、できるだけ早めに弁護士に相談することをお勧めします。

相談は何度でも無料です。借金の悩みや不安についてお気軽に弁護士へご相談ください。
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